靴やブーツのにおい、気になりますよね。
帰宅後に靴をぬぐと、むわっとにおいが玄関に広がる。または、飲み会などで会場がお座敷だったとき、靴を脱ぐ段階になってどきっとしたことはありませんか?
人前で恥ずかしい思いをしないためにも、靴のにおいはこまめにケアしておきたいところ。
この記事では、おすすめの靴の殺菌・消臭剤についてご紹介していきます。
靴がにおうのはなぜ?ニオイの正体を知って対策をしよう!
む~んとにおう、靴。
ひどいと思わず鼻をつまみたくなるあのニオイは、雑菌が繁殖することで発生します。通気性の悪い靴の中、かいた汗や、皮脂汚れ、垢などをエサに、ニオイ菌が元気に増えていきます…。想像するとぞっとしますね。
人間どうしても汗をかくし、垢も出ます。ニオイがひどくならないうちに、殺菌してしまうのが賢いやり方でしょう。
皮脂などのタンパク質汚れは、酸性の性質をもっています。
酸性の汚れを分解し、殺菌するにはアルカリ性の殺菌消臭剤が効果的。
帰宅後すぐにアルカリ性消臭剤をシュッとひと吹きする、消臭剤を詰めた小袋を靴に入れておく、などで殺菌・消臭を行うことができます。
靴のニオイ対策に、天然素材のアルカリ性消臭剤・焼成カルシウム!
消臭剤は色々とありますが、中でもおすすめは焼成カルシウム。
ホタテの貝殻を焼成加工して製造された、天然の殺菌消臭剤です。
Ph12.5という高いアルカリ性を持ち、酸性の菌を分解除去するはたらきを持っています。
おおよその細菌の適正な繁殖環境はph7.0付近ですが、さらにほとんどの菌はph12.0以上の環境では生息できないといわれています。
ちなみに、同じ天然素材の重曹はph8程度。
焼成カルシウムなら、ニオイのもとをすばやく分解除去し、ほとんどの菌を殺菌することができるのです。
また、焼成カルシウムは強アルカリ性でありながら、身体に優しく低刺激です。
肌に付着してもその刺激は蒸留水以下。
足を直接入れる靴に使用しても安心ですね。
靴の殺菌消臭が簡単にできる!天然消臭剤・焼成カルシウムを使った消臭スプレーの作り方!
焼成カルシウムの粉末を使い、消臭スプレーを作ってみましょう。
つくり方はとても簡単。
焼成カルシウムの希釈倍率は1000倍なので、500mlなら0.5gの焼成カルシウムをペットボトルに入れて、よく振って溶かします。
水が焼成カルシウムで白濁しますが、1日置いておくと沈殿しますので、その上澄み液をのスプレーボトルに入れ替えて出来上がり。
玄関周りの手に取りやすい位置に置いておき、帰宅後にシュッとひと吹きする習慣を持てば、靴を常に清潔に保つことができるでしょう。
いくつかの靴をまとめて殺菌消臭することもできるので、家族の分までやっておくのも良いですね。
ただ、皮脂を分解するということは、革靴などの場合は必要な油分まで無くなってしまうことも。
革靴に使う場合は、革が固くならないように、仕上げに皮革用オイルを塗りこんでケアしておきましょう。
靴の殺菌消臭に効果抜群の焼成カルシウムはコスパも抜群!
焼成カルシウムがおすすめなもう一つの理由は、コストパフォーマンスの高さ。
焼成カルシウム「ハイモア」を例にとると、100g入り×10個セットで5,500円です。
100g=550円なので、500ml入りのスプレーボトル1本に必要な焼成カルシウムのお値段はなんと2.5円!
100gの小袋で1本2.5円のスプレー200本分が作れてしまいます。
余ったときには、お茶のパックやハンカチ、靴下などにそのまま詰めて消臭袋を作るのもおすすめですよ。
リボンをかければおしゃれな小袋の出来上がり。
家族でひとりひとつ作っておいて、しばらく出番のない靴に入れておくのも良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
靴のニオイ対策は大人のエチケットです。
殺菌消臭効果に優れた焼成カルシウムを上手に活用して、
お気に入りの靴を清潔に保ちましょう!