殺菌・抗菌効果
効率の良い複合殺菌・抗菌能
一般に食中毒の原因菌と言われている、グラム陰性菌(大腸菌・サルモネラ菌・緑膿菌・腸炎ビブリオ・レジオネラ等)やインフルエンザ等のウイルスはアルカリ(OH–)に弱い性質を持っていますが、ほとんどの菌はpH12以上の高アルカリ環境下では、生息することが不可能と言われています。
強アルカリ性能が、細菌の細胞壁を通過し細胞質を加水分解することで殺菌力を発揮します。
酸化還元電位-75mv(1L/1gの場合)で、高い酸化還元力を持っています。水素結合がスムーズに行われ酸化物のプラス電荷と効率的に引き合い、殺菌効果を発揮します。
マイナスの電荷を多く含むハイモアは、腐敗菌などのプラス電荷と引き合い、菌にアタック。
正菌の増殖を抑制します。
高いカルシウム濃度で溶解することで、加水分解によるOH–生成量が高く、殺菌に必要なpHを保つことができます。
※特殊焼成セラミック紛体自体にも強い殺菌性を持っていることが確認(八戸工業大学)されています。
※殺菌消毒剤である次亜塩素酸との比較においても、同等の殺菌効果と持続性殺菌効果が証明(新潟薬科大学)されています。
殺菌結果
細菌類(溶液濃度比較)
溶液濃度 | 細菌類 | 浸漬時間 | |
0.1%以下 | 一般細菌 | 3分~5分 | |
O-157 | 3分 | 毒素菌 | |
緑膿菌 | 5分 | 院内感染菌(MRSA) | |
シュードモナスフルオレッセンス菌 | 5分 | 冷蔵庫内変色菌 | |
0.05% | 大腸菌 | 5分 | |
サルモネラ菌 | 3分 | 食中毒菌 | |
黄色ブドウ球菌 | 40分 | 食中毒菌 | |
レジオネラ菌 | 40分 | 不潔水槽菌 |
処理時間による大腸菌O-157の殺菌効果
開始時 | 1分 | 2分 | 3分 | 4分 | 5分 | 10分 |
3.5×106 | 4.2×105 | 4.2×104 | <10 | <10 | <10 | <10 |
ハイモアと蒸留水の殺菌効果(病原性大腸菌 O-157)とpH比較
液種 | 3分 | pH |
ハイモア0.05%液 | 0/ml | 12.4 |
蒸留水 | 4.0×106/ml | 5.7 |
カビ類除去結果
ハイモアと塩素系殺菌剤との豆もやしによる比較
液種 | カビ発生率 | 発芽率 | 胚軸長さ (30~35℃ 6時間) |
ハイモア | 1%未満 | 99% | 272m/m |
塩素系殺菌剤 | 25% | 97% | 208m/m |
カビ発生阻止率試験報告
- 特にもやし腐敗原因である根腐病菌、クモノスカビなどに強力な抗菌力がありました。
- 中国産緑豆もやしに寄生したカビ類・根腐病菌・豆類炭疽病菌・紫斑病菌・炭腐病菌・苗立枯病菌・子葉黒点病菌・クモノスカビ・ユミケカビ等
- 塩素系殺菌剤の使用をなくすことで、トリハロメタンや他の有害物質の生成や、アトピー・ガンなど塩素系剤の害を受けなくなります。
- もやし(使用関係全般)の生育、収穫の上昇、カルシウム及びミネラル含有量の増加、胚軸長が揃い、シャキシャキ感の向上とともに無害で健全な安全性を得られます。
ウィルス除去結果
抗ウイルス試験
ハイモア0.05%濃度 | 開始 | 5分 | 15分 | 30分 | 60分 |
アギノウイルス3型 | 107 | 102 | 102 | 102 | 102 |
コクサッキウイルスB1型 | 108 | 104 | 104 | 104 | 103 |
単純ヘルペスウイルス1型 | 106 | 102 | 102 | 102 | 102 |
インフルエンザウイルスA型 | 108 | 103 | 104 | 103 | 102 |
抗ウイルス試験報告
- ハイモアの多機能・高性能により、ウイルスの至適pH7.2~7.6を圧迫します。
- ウイルスのタンパク質殻不活性化します。
- ウイルスの酵素不結晶化を助成します。
- ウイルスの防備剤として最適です。
洗浄・防錆効果
特許製法で作られた天然素材100%のホタテ貝殻焼成カルシウム
- 水溶液はpH12.5~pH13(溶解濃度により変化)と高いアルカリ値を備えています。
- ハイモアの洗浄力は、その高いpH値(水酸化イオン濃度)を維持する機能性にあります。
- ハイモアの持つ特殊性能が拮抗的に効果的に作用しあい、その機能をより高める働きをしています。
- アルカリ性の性質による油脂やタンパク質など有機物に対する洗浄能力に優れ、乳化や酸化物の剥離効果等、科学的な洗剤や薬品等を使わずに、すっきり洗浄することができます。
- 乳化し、加水分解された油脂分は界面活性効果を発現し、より洗浄力を上げることになります。
- CaCO3(炭酸カルシウム)耐食防護膜を形成し、腐食に対しての抵抗性を発現します。
- 還元値を低下させ、溶存酸素や塩素濃度を低下させて、アルカリ値を保ちます。
酸化物の剥離による洗浄イメージ
有機物の乳化による洗浄イメージ
界面活性効果による洗浄イメージ
耐食防護膜による防錆イメージ
消臭効果
3つの消臭機能を併せ持つ3D消臭
ハイモアは、3つの消臭機能を併せ持ち、効果的に消臭します。
腐敗臭・アンモニア臭・メルカプタン・メタンガスの抑制にも効果があることが研究機関によって実証されています。
① 殺菌(生物学的消臭)
悪臭の要因菌を殺菌することで解消します。
優れた殺菌効果により、悪臭の要因となる腐敗菌等を殺菌し、悪臭をもとから効果的に消臭します。
②イオン(反応消臭)
イオン結合させ、化合物にして解消します。
悪臭のもととなる酸化物とイオン結合・分解して、素早く無臭化化合物にしてスピード消臭します。
③脱臭(物理的消臭)
臭気物質を吸着してとらえます。
微細な6~8ミクロンの特徴的な多孔性微粉体セラミックが、臭気物質をしっかり吸着して強力脱臭します。
防腐・鮮度保持効果
食品添加物に認定されているおり、野菜や果物の洗浄にも最適
- 輸入野菜等に付着したワックスの除去や残留する農薬・放射能等の酸化物等の除去に効果的です。
- 優れた殺菌効果により、腐敗を抑制し、生鮮物などの酸化・腐敗を還元抑制します。
- 酸化を還元する機能、腐敗菌等を殺菌する機能等から、鮮度を保ち日持ちを良くする効果も期待できます。
- VOC(揮発性有機化化合物)等の有害化学物質や農薬、ホルムアルデヒド等の吸着・分解・除去効果に優れています。
- メルカプタン、メタンガス等の抑制にも効果があることが研究機関によって実証されています。
- ダイオキシン類の分解機能を持っていることも実証(石川大学)されています。
ハイモア残留農薬除去試験
ハイモア1000倍 希釈溶液 |
無処理 | 処理試験区 | 除去率 |
トリホリン | 0.84ppm | 0.49ppm | 59.0% |
クロルピリホス | 0.42ppm | 0.32ppm | 76.2% |
フェニトロチオン | 0.57ppm | 0.27ppm | 47.4% |
ジクロフルアニト | 13.00ppm | 5.10ppm | 39.2% |
食品への殺菌効果・結果
冷凍イカ
処理水 | 浸水後 | 24時間後 | 48時間後 | |||
一般細菌 | 大腸菌 | 一般細菌 | 大腸菌 | 一般細菌 | 大腸菌 | |
水道水 | 3.4×104 | 5.1×104 | 4.2×104 | 3.0×104 | 8.0×104 | 7.0×104 |
ハイモア溶液 | <300 | 検出せず | <300 | 検出せず | <300 | 検出せず |
※ハイモア0.2%溶液/浸水時間15分/10℃保存 個/g
海産物
処理水 | 24時間後 | 48時間後 | ||||
甘エビ | カニ フレーク |
甘エビ | カニ フレーク |
|||
大腸菌 | 一般細菌 | 黄色ブドウ球菌 | 一般細菌 | 黄色ブドウ球菌 | ||
水道水 | 2.5×10 | 3.2×103 | 2.1×104 | 1.0×10 | 8.0×105 | 検出せず |
ハイモア溶液 | 検出せず | 検出せず | 1.7×104 | 検出せず | 1.5×102 | 検出せず |
※ハイモア0.2%溶液/浸水時間15分/30℃保存 個/g
野菜
処理水 | 浸水時間 | きざみキャベツ | スライスきゅうり | ||
一般細菌 | 大腸菌 | 一般細菌 | 大腸菌 | ||
1.3×105 | 70 | 2.8×105 | 880 | ||
塩素系薬剤 | 15分 | 4300 | 90 | 1.1×105 | 20 |
ハイモア溶液 | 5分 | 200 | 陰性 | 600 | 陰性 |
※ハイモア0.3%溶液
有害物質除去結果
ハイモア重金属除去試験
主原料混合剤 1000倍希釈溶液 |
検査前 mg/L | 検査後 mg/L | 減少 |
砒素 | 2.0 | 0.02 | 99.00% |
カドミウム | 8.1 | 0.01未満 | 99.87% |
鉛 | 5.3 | 0.05 | 99.06% |
全水銀 | 2.6 | 1.4 | 46.16% |
全クロム | 4.9 | 1.7 | 65.31% |
塩素 | 10.0 | 非検出 | 100.00% |
マンガン(地下水) | 0.618 | 0.006 | 99.03% |
ハイモア環境ホルモン除去試験(フタル酸エステル類5種類)
1Lにフルタ酸エステル1µgを サラダ菜に添加 |
除去率 |
ハイモア0.1%濃度 | 100% |
水道水 | 50% |
抗酸化結果
ハイモアのESR法による食品中の抗酸化能分析試験
液種 | DPPHラジカル消去能 トロロックス相当量 |
ヒドロキシルラジカル消去能 マンニトール相当量 |
お茶(ペットボトル) | 0.1µ mol/g | 2.2m mol/g |
トマトジュース | 0.1µ mol/g | 0.1m mol/g |
ワイン | 0.1µ mol/g | 1.4m mol/g |
ハイモア | 0.26µ mol/g | 3.63m mol/g |
安全性結果
ハイモアの安全性に関する試験
試験種別 | 試験内容 | 結果 | |
皮膚一次刺激 試験 |
貝殻セラミック 0.18% 水溶液(pH12.7) |
ウサギ | 無刺激の範囲に入るものと評価 |
眼刺激性 試験 |
貝殻セラミック 0.18% 水溶液(pH12.7) |
ウサギ | 無刺激の範囲に入るものと評価 |
急性経口毒性 試験 |
貝殻セラミック白色粉末 | ラット | 単回経口投与のLD値は、2000mg/kg以上 |
急性毒性 試験 |
貝殻セラミック 1mg/L・pH8.5 貝殻セラミック 10mg/L・pH9.7 貝殻セラミック 100mg/L・pH11.4 |
ヒメダカ | 96時間半数致死濃度は、10~100mg/Lの間 |